ということで、いよいよ7月に突入し、新番組も夏改編が本格スタートしました。
とりあえず東海地区第一号はテレビ東京・テレビ大阪のオンエアに遅れること"8分"のテレビ愛知の新番組「スレイヤーズREVOLUTION」。
OP/EDは既にスレイヤーズMEGUMIX等で発売済みで、俺的にもソラで歌えるレベルだったりするんですがw、冒頭から鳥肌の連続でしたよ。
11年前と一切何ら変化のない、まさに「90年代の雰囲気・ノリ」を完全再現してくれた、懐かしさ全開の作品でした。

目を疑うほどに雰囲気がまさに90年代!という感覚的表現でしか表せれない不思議な気持ちにさせてもらえる30分でした。
まずOP、佐藤英敏氏の懐かしすぎるサウンドと共にスレイヤーズキャラが動き回るこの一体感。そして林原めぐみが歌うことで更に雰囲気が醸し出される。そんな濃密な90秒。

本編はとんでもないペースで進行。時折お得意のギャグを織り交ぜながら、あーっという間に本編終了ですよ。1話ではお約束のリナのドラグスレイヴも、小林由美子演じる新キャラに横取りされるという、リナの見せ場なしwの1話。これだけでもうお腹いっぱいです。

EDはイントロの長さから予想していた通り、本編からのフェードイン。この形式は俺にはツボなので、いい演出でした。

個人的にはスレイヤーズMEGUMIXのTVCMとか、富士見ファンタジア文庫のTVCMが90年代当時の雰囲気を彷彿とさせて、さらに懐かし効果を増強してくれました。

そして本編BGMは手塚 理・Vink4が担当。これはファンにも嬉しい対応ではないでしょうか。劇伴が変わらないということは作品の雰囲気がガラっと変わる可能性は皆無に等しい訳で、少なくとも安心して視聴できる要素のひとつであり、かつこれが結構重要な要素でもあります。

90年代アニメ直撃世代にはマジ感涙モノの今回の復活劇。初回から各方面の反響も様々あって、アニメ関連のブログ、サイト等でもやはり嬉しい悲鳴が聞こえてきている状況です。

ここまで11年前の雰囲気を再現した作品って他には中々ないですし、今後第2、第3の復活を目論んでいる作品群に対しても一つのあるべき方向性を示した点で高い評価をしていいのではないかと思います。

まぁ角川とキングレコードはスレイヤーズだけを復活させるつもりじゃないのは、なんとなく雰囲気でわかりますしねぇ…。
来年は90年代アニメの復活イヤーになるんだろうか…というか俺的には大歓迎なんでどんどんやっちゃってくださいw