ということで数日前よりネット上で噂されていた、3Dシアター専用のイベント上映用アニメ「プリキュアオールスターズ3Dシアター」の制作・上映が東映アニメーションのプレスリリースで正式発表されました。
http://corp.toei-anim.co.jp/press/2011/05/post_52.php
内容としては、「プリキュアオールスターズ」全員登場によるダンスムービー。
総尺は12分間で、キャラクターの台詞は無い形で、ひたすらダンスを踊るという華やかなステージングが楽しめるとのことです。
今年7月下旬より関東地区のイベントを皮切りに、順次全国の会場、3D専用シアターなどでの上映が予定されています。
なお、制作スタッフなどについての発表は残念ながらありませんでした。
プリキュアシリーズとしては「ふたりはプリキュアSplash☆Star」で、3Dシアター向けアニメ「ふたりはプリキュアSplash☆Star マジッ★ドキッ♥ 3Dシアター」(3Dシアター版/IMAX2D版)に続いて5年ぶり2作目となります。
ダンスで踊る内容としては、公式リリース文にはありませんが、歴代主題歌メドレーと新曲で構成されているらしく、この新曲というのが未発表作品なだけに、今後リリースされるのか否かも含めて気になるところです。
「プリキュアオールスターズ」としては過去に2010年公開の「映画プリキュアオールスターズDX2」のEDで流れたダンスCGで改めて東映の3DCGのクオリティの高さを実証したワケですが、今年公開の「映画プリキュアオールスターズDX3」においてはOP部分でダンスCGを使っていますが、こちらのCG制作はサンジゲンが担当しており、東映のCGセクションは担当していませんでした。恐らく、当時同時期公開されていた「トリコ・ワンピース3D」の制作とこの「3Dシアター」制作でリソースが無かったものと推測されます…。
ちなみに「DX2」のEDダンスCGの総制作期間は7ヶ月。WindowsPC 120コアでレンダリングに4日間という超大作。当時の東映グループの技術を結集させて作ったとされています。
そのハイクオリティ3DCGムービーが12分の短編、3D対応版として制作・公開されるということで、これは俄然期待せざるを得ない状態です。「DX3」のOPもコンプリート版が制作されていて、今度のBD/DVDに収録されますが、あちらの3DCGはちょっと荒い感じを受けるんですよね。東映とは違った感じで違和感がどうしても取れなくて…。ですので、こちらの新作に大期待です。
問題は上映会場がイベント会場中心になってしまうこと。これは残念…。可能なら、ぜひこの秋公開のスイプリ劇場版に2D版として同時上映して欲しい…。
そして3D版は是非ともこの秋にラグーナ蒲郡で…頼みますw
昨年もハートキャッチプリキュア!で一大キャンペーンを張ってたんですから、今年も頼みます。