ということでついに例のブツが本日到着しましたよ。
そうです、あの各所で話題となっている「カードキャプターさくら」Blu-ray BOX<クロウカード編>が本日到着しました。
帰宅後取り急ぎですが、軽くチェックしてみました。
視聴したのは第1話と第46話のさわり、あと特典映像系全般です。
まず想像以上に画質がクリアでした。流石はNHKアニメ、伊達に35mmフィルム制作なだけはあります。(通常のTVアニメはコストの関係でOP/ED等除いて本編は大抵16mmフィルム、劇場作品・OVA作品などは35mmフィルムが主流。但し90年代以降のNHK製作の作品の多くは35mm制作で、これはBSアナログハイビジョンでの放送を当初より前提としていた為と言われています)
流石に劇場作品ほどの画面の緻密さは無いですが、この画質でTVアニメだったら全然アリです。90年代後半を代表する作品だけに、この画質・音質で手元に置けるというのは、まさに素晴らしいの一言に尽きます。
ただやはりセルアニメ、画面の多少のぶれやゴミ・ホコリは多少映ってしまっているのは少し残念ですが、デジタル作品ではないのでその辺りは許容範囲内です。
というか、昔はこんなの全然気にならなかったですが、デジタルアニメに近年見慣れすぎてるせいで、逆にセルアニメに違和感を覚えるというのは、慣れって怖いなと改めて思いました。
昔はデジタルアニメの彩色に違和感バリバリだったんですけどねぇ…。
特典映像の方は、OP、EDとも各種そろってます。またNHK教育の「アニメ宝箱」枠内で放送された特番2本も同時収録。
こちらは残念ながらコンポジットD2マスターからのアプコンで、とっても残念画質となっていますが、資料的価値を踏まえればOKかと思います。
しかしこの映像、よくNHKが収録許してくれたんですねぇ…。完全にオンエアフォーマットそそのままが収録されてるので、オンエアに使ったD2マスターからコピーしたものと思います。
価格は飛び抜けて高いですが、その価値は当時を知る人であれば、十二分にご理解頂ける作品だと思います。
久々にジェネオンGJと言いたいですね。
細かいとこ言えば、発売元がジェネオンエンタテインメント株式会社になってたけど、いいんですかねぇ…。社名変更してもうだいぶ経ちますけど…。
パッケージの変更まではできなかったんですかね…。