ということで"改めて放送"中の「涼宮ハルヒの憂鬱」ですが、一部ネット上で噂されていた通りの新作放送となりました。
前回の放送から丸3年が経過し、中の人の成長等やら、キャラクター作画など、やはり微妙に変化している部分もありましたが、概ね違和感なく視聴できました。
しかしやっと七夕の話が放送されるということに、感慨深くも感じます。よく考えれば2年前の七夕に角川公式サイトで配信された実写版「笹の葉ラプソディ」映像などが思い起こされます。

誰かが2chで言ってましたが、新作をこのタイミングで放送すること自体、2006年の放送開始時から計算されていたのではないか?ということです。
2006年の放送時からきっちり3年後に新作を放送することといい、2年前にこのイベントの模様を実写配信してみたり、色々と計算に計算を重ねた上で放送がなされている気配です。
まぁ言ってみれば、最初から角川の掌で踊らされていたお客さんという感じでしょうか。その辺のマーケティングやら広告戦略やらは流石の一言に尽きます。

まぁ全28話とか情報が出た地点で新作織り込むのはバレバレですが、完全に情報をシャットアウトすると、期待感とかよりも反感が大概になるでしょうから、小出し小出しで情報をリークし続けてガス抜きを起こっていたのも、角川自身じゃないかと私も考えてます。

その辺のバランス感覚は中々のものだなぁと。

で、肝心の本編は中々面白く仕上がっていて、次の新作話数も期待できそうです。
でいよいよお披露目の新ED「止マレ!」も中々いいです。というか、CDは買います多分。ハレハレがダンスだったのに対して、止マレ!は動かさずに躍動感を出す演出で、見応えはあったなと思います。
シーンチェンジや明滅が激しいので、MPEG2には厳しい仕様となってますが、そんなのも屁じゃない、圧倒的なコンポジットD2納品&額縁放送による糞画質っぷりで全てが終わりますw

最近ここまでの糞画質で放送するのはTBSぐらいだったのに…。他の角川作品(ex.シャングリラ)がDVDしか出ないのに、HD放送されていることを考えると、意図的に画質を落としているとしか考えられないのですが…。
せめてアプコンでもいいからコンポーネント納品で放送して欲しい限り。

新作部分もDVDオンリーでのリリースのようですし、後々既発話数も含めたBD-BOX化は手堅い感じです。

予定通りですと、次回の新作は数週間先のようですので、またしばらくは再放送の話数となりそうです。
ということで、見逃した皆さんは後日youtubeで公式配信されますので、そちらで是非どうぞ。